従来の手術法のデメリット
美容整形の治療方法としては、これまではメスを使った執刀手術が中心となっていました。メスを使って皮膚を切開し、摘出や挿入などの処置を行った上で縫合する、という工程で、手術自体が大がかりなものになりがちでした。麻酔の必要があり、術後長時間にわたる安静が必要でしたし、また全身麻酔を使用する場合も多く、拒否反応や副作用など体への深刻な悪影響も心配しなければなりませんでした。入院が必要なケースも多く、また縫合した場合は後日の抜糸処置なども必要になり、元の生活に戻れるようになるまで時間を要する手術が多かったのです。
美容整形施術法の進歩
しかし、近年の技術改良により、これらの手術はずいぶんと軽度の処置で済むようになっています。全身麻酔を使用せずに、部分麻酔と止血剤を用いて手術出来る場合がほとんどになりましたし、出血自体を減らす方法なども開発されています。縫合も、場所によっては体内で溶けて吸収される性質を持った新素材の糸を使用して、抜糸の必要がなくなっている場合もあります。また、レーザー機器の開発によって、メス自体使用しない施術法も普及し、体に残るダメージ、悪影響に関しては、数十年前とは比較にならないくらいの進歩を遂げています。
プチ整形という言葉もよく聞かれるようになり、手軽な美容整形として人気を集めています。どこまでが通常の美容整形手術で、どこからがプチ整形だという明確な境界点が定義されている訳ではありませが、メスを使用しない手術を指して言われている場合が多いようです。「切らない」「痛みが無い」「日帰りで手術できる」など、様々なメリットのおかげで、手術に対する恐怖心や抵抗感を抱くことなく手軽に行える美容整形治療として、これらの新しい施術法は広く普及し、定着しています。
