QOLという考え方

QOL(クオリティ・オブ・ライフ)という言葉があり、考え方があります。人間らしさ、人間らしい生活として望まれるべき「生活の質」を意味する用語で、この生活の質を尺度として考える概念は、近年の医療の発展とともに概念化されるようになってきました。

例えば、末期医療における過度の延命治療などの現場にあって、患者が社会的・人間的な生活を送れているか、患者の願うような生き方の実現に向けての努力がなされているか、というような問題が問われるときに、このQOLという尺度の考え方が用いられます。

このような究極的な状況に限らず、患者自身が自己の尊厳を保つことができるよう、医療的な理解と援助が与えられるべきである、という考え方重要視されるようになってきました。美容整形もまた、QOLを向上させる手だてのひとつとして認知されはじめています。

美容整形とQOL

過去においては、美容整形は耽美的・刹那的な、外見上の美しさのみを追い求める行為として、また本来の肉体を恣意的に改造する好ましくない技術として捉えられる向きがあり、どこか恥ずかしい行為のように思われていた時期があります。

しかし、高齢化社会の訪れに伴い、長い人生を若々しく生きたいという希望から美容整形医院を訪れる人の数は年々増え続けています。ひとりひとりが自分に自信を持って生活を送るための、QOLを向上させるための医療として、日々認知度を高め、発展を続けています。